子供は大好きであり、子供達をみていると無限の可能性があるようにみえる。
私の目標は手をかけた野球選手の教え子が世界の舞台で活躍するまでに育てるということです。頭と心でイメージして常に希望を持ち挑戦を続けています。
私自身は幼少期から野球を続けてきて、良い思い出もあれば、辛い思い出もありますが、現在が最高である為、全て最高の思い出になっています。この経験が活かされる時、必要とされ求められる時が来ると信じてすべてのことに向き合ってきましたし、現在も向き合っています。
いつか同じ夢を持つ子供が現れた時に最高の協力者であり、コーチでありトレーナーになってあげたいし、行き先を示せるだけの生き方はしたいと思いプロでパーソナルトレーナーをやっています。
私は世界で活躍する選手ではありませんでしたが、競技は違えど世界で活躍する選手の友達はいます。世界で活躍する選手の成功パターンは共通するものはあれど、ほとんどが違うと思います。どうすれば野球選手として成功できるのかという答えは無限にあるということです。
私ができることは、世界で活躍する選手になるためには、何を持っていないといけないのか、そもそも何をしたらたどり着けないのかを知ること、そして一つ一つ因子を潰していくことです。また書き出してみることもいいと思います。
■心身ともに健康ではない■社会ルール・規則を守らない■体のサイズがない■怪我や故障をしてしまう■スプリントスピードがない■バッティングパワーとスキルがない■フィールディングスキルがない■ピッチングパワー・スピードがない等
最低限のこれらの逆の能力を持っていることが、世界の舞台で活躍する為のドレスコードになる。世界で活躍する最低限の能力を獲得していく為に緻密に設計されたトレーニングを積んでいくことが必要不可欠である。
最低限の服装や身なり、ドレスコードがわかれば、その能力を徹底的に計画的に伸ばすことである。ここで重要なことはスポーツ科学や子供たちの成長メカニズム、発達段階を理解した上、プログラムを実行していくことになる。子供たちは各年齢に合ったやり方や、そのころ特有の感受性もある、その中でも個人差もあり注意深くみていく必要がある。
世界の舞台で活躍する為に逆算していくと、6歳~7歳頃は、多種多様なスポーツをすることと野球を非構造で楽しく遊ぶということだと思っている。早期専門のような幼少期から野球をしすぎると打つ・投げる能力だけが伸び、他の基礎運動能力が伸びていないので、思春期を過ぎたあたりに体の変化を経験し伸び悩む原因になり、故障しやすくなるのではないかと予測される。
多種多様なスポーツをする目的は、基本的な運動を幅広く経験して、神経系を多く刺激しておくということである。将来の為に運動神経系をチャンク化しておく。大人の体に変化していく過程で、過去の運動経験が伸び悩みを起こすことがなく、そのまま伸びていく因子になってくるのではないかと経験のうえ思っていることである。
次に野球を構造化しない目的は、大人が教えることでその子供が本来持つ軸を崩さないようにしたい為である。運動を専門的に指導しすぎると子供本来の動きに制限をかけてしまう。最重要なことは子供自身に体を探らせて、挑戦させていく事である。6歳~7歳頃は体全体で動作を覚える絶好の機会であると思っている。
スポーツサンプリングと非構造の野球遊びをすることで子供たちが持つ可能性や最終着地点が高く遠くなるように設定しているのが私のプログラムである。
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